がん(癌)治療にかかる費用

がん(癌)治療で問題になるのが費用です。
がん(癌)治療は長期間に渡るため、費用も大きくなります。

しかし、高額療養費や身体障害者の医療費負担枠、
障害年金など上手に利用することで医療費の負担を抑えることができます。



高額療養費は、長期入院などの高額な医療費負担を軽減させる目的で、
その月の1ヶ月(その月の1日〜末日)の自己負担額が所定の金額を超えた場合に、超えた分が返還される制度です。
ただし、保険の対象とならない食費や差額ベッド代などは対象とはなりません。

以前は、高額療養費制度を利用するには、申請後3ヵ月過ぎてから、
上限額を越えた部分が返還されていました。
しかし、平成19年4月より、事前の手続きにより一医療機関ごとの窓口での支払を
自己負担限度額までにとどめることができるようになっています。


  

最新がん(癌)治療の遺伝子治療

がん(癌)治療の方法にはさまざまなものがありますが、
現在行われている最新のがん(癌)治療の1つに、遺伝子治療があります。
遺伝子治療は手術などとは異なり、副作用の少ない治療方法と言われています。



◇がん(癌)抑制遺伝子療法
がん(癌)を抑制する働きを持つ遺伝子の1つがP53です。
がん(癌)細胞には、このP53が非常に少ないことがわかっています。
正常な細胞は、一定期間増殖を繰り返した後死滅しますが、
がん(癌)細胞は異常増殖してしまいます。
P53は放射線や化学物質によってDNAが傷つくと大量に発生し、間違ったDNAの合成を阻止します。
また修復不能な傷害を持つ細胞にアポトーシス(細胞の自殺行為)を起こさせて、自殺させる働きも持っています。
がん(癌)抑制遺伝子をがん(癌)組織に導入して、がん(癌)細胞を小さくし死滅させる効果が期待できます。

◇免疫遺伝子療法
体の免疫力を強くし、それによりがん(癌)を治療する方法。
リンパ球の、がん(癌)への攻撃力を遺伝子操作によって強化して体内に戻す養子免疫遺伝子療法と、
がん(癌)細胞の遺伝子を操作して標的として認識されやすいようにして、
転移などで残っているがん(癌)を縮小・消失させる腫瘍ワクチンという方法があります。

◇自殺遺伝子療法
哺乳類が持っていない代謝酵素遺伝子を体内のがん(癌)細胞に導入します。
この代謝遺伝子はプロドラッグと呼ばれる無毒で医薬品により投与で、ある酵素によって毒性化します。
このがん(癌)細胞を毒性化させる自殺機能により、がん(癌)細胞だけを殺してしまう方法です。


  
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